前提として、ラルクは別格なのでを除いて。
基本、V系よりのロックバンドがジャンルとして好きなんけど
いいなーってバンドがでてきても、
そこまで情熱が高まらなったり(たとえばライブ通うくらい)、
長続きしなかったりがほとんどなんだけど、
中でおそらく唯一の例外がシド。
きっかけは、V系好きの友人から教えてもらったなのだけれど、
音源はちらちら聞きつつも、
初めて映像を見たのは、Danger Crueのイベント(の映像)だったから、多分2006年の天喜嘉5かなー。
そのころから、過去の作品をあさりだして、おってアルバムplayがでて、
その後の夏恋~センチメンタルマキアートから本格的にはまり、今に至ります。
センチメンタルマキアートって今思うとすごく恥ずかしいかわいいタイトルだな。。
いや、でもこのアルバムは傑作だよ。
当時、アリス九號.やアンティック-珈琲店-、ナイトメアなど ネオV系全盛期で、
どのバンドが頭ひとつ飛び出すのか、群雄割拠したた感じがまた、楽しかったのよねー。
それから約10年たったいま、あたまひとつ抜けたのは、
集客規模でいえば、シドとガゼットなのかな。
あえて、インディーズにいるバンドや、ファンとの距離感を大切にしているバンドもあるから、
それが成功なのかは一概にいえることではないけど。
で、メジャーになって変わっちゃった、、とか愚痴りつつも
いや、そもそも私が好きになったころには、もうだいぶ化粧も落として、
ほんとの初期ファンからしたら変わってしまった後なんだけれども、
シドに通いだしてそろそろ10年。
なぜ長続きしてるのかなーと考えてみると。
最初は、ラルクの後輩だし応援しよーーって軽い気持ちもあったけど、
最初のひっかかりとしては、そのネオV系群雄割拠時代から、
少しづつバンドが大きくなっていく成長過程をみるのが楽しかったというのがあると思う。
特に、メジャーデビューから東京ドームまではその思いが強かったな。
そしてその期間を、ラルクライブ活動休止期間に合わせてくるっていうデンクルの素晴らしさね。
さすが、シドファンのラルクファン率の高さをわかってらっしゃる。
(ちなみに私のシドファンの友人は100%ラルクファンです。w)
昔のラルク、heavenly 出したあたりから、東京ドームまで(~ark/rayまでもかな)の上昇期も
こんな感じだったのかな、
と重ね合わせて想像したりもしてました。
ラルクには、1997年の活動休止期間があるから、一概には比べられないけど。
シドの曲って、ラルクと違って、
日常に近かったり、具体的だったり、100%恋愛脳の歌詞だったりで
最初は戸惑ったりしたのだけれど、
時々強烈な共感を呼び起こさせる歌詞を出してくるんです。
あるある、経験ある!!!そうそうこんなときこういう気持ちになるよねうんうん!!みたいな。
これ、具体的な歌詞をあまり書かないラルクにはあまりないこと。
代りにラルクの歌詞は、聞いた側が自由に想像できる余地が残されていて、そこがまた大好きなところなんだけど。
シドのその超共感歌詞は1枚のアルバムに2,3フレーズなんだけど、
共感具合が凄まじいからそれだけで惹かれてしまうんだよね。
あとは、楽曲全体にただよう哀愁漂う雰囲気がすごく好きというのもあると思う。
特にShinjiのアリバイや私は雨、林檎飴、など初期の頃のが特に好き。(そもそも人気曲だけど)
メジャーデビューが決まって、これからシドはメジャーっぽく変わっていってしまうんだろうなー、と
不安に思っていたところに、
メジャーデビュー曲の「モノクロのキス」があらわれて、
あーいつものシドらしさが残っている曲だ、、と安心したのも覚えてます。
そんなこんなでシド歴も10年目に突入しようとしています。
変わっていく彼らも含め、これからも応援していきます。